シンポジウム
「大台ヶ原 大杉谷を鹿害から守る〜千年のヒノキ林回復に向けて〜」を開催



 大台ヶ原山系は紀伊半島の中心となる山岳地帯で、ここではかつて伊勢神宮の式年遷宮に用いられるヒノキ大径木のご用材を提供してきた歴史があり、大切に保全、活用されてきたきわめてすぐれた森林が存在してきました。
 ところが、1990年頃からシカの個体数が著しく増加し、すぐれた森林を残す林床では、森林の後継木、草本類が壊滅的な打撃を受けています。
 その現状を知っていただき、今後どのように対処していくか皆様で考えるシンポジウムです。

概 要

■日 時 2009年2月1日(日)  13時から受付、13時30分開始、16時40分終了予定
■場 所 大台町立宮川小学校 体育館(三重県多気郡大台町茂原)
                        (http://www.odaitown.jp/kankou/access.html)
 公共交通機関ご利用の場合:
  JR三瀬谷駅より町営バス「上江馬」下車徒歩10分

■参加費 無料(事前申し込み不要)

■主催 NPO法人 森林再生支援センター
■共催 大台町
■後援 三重県、宮川流域ルネッサンス協議会、林野庁近畿中国森林管理局
■協賛 宮川森林組合
※このイベントは「平成20年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金」の助成を受けて開催します。

■プログラム
第1部
【基調報告1】 高田研一(NPO法人森林再生支援センター)
【大杉谷の自然紹介】 森 正裕(NPO法人大杉谷自然学校)
【基調報告2】 上村邦雄(箕面森林環境保全ふれあいセンター)

第2部 意見交換会
【コーディネーター】 松井 淳(奈良教育大学/NPO法人森林再生支援センター)
【パネラー】
  高田研一、森 正裕、上村邦雄、前迫ゆり(大阪産業大学 教授)、
  尾上武義(大台町長)、細渕淳輔(宮川森林組合長)、
  角前 明(宮川流域ルネッサンス協議会 事務局長)、
  三重県環境森林部、三重森林管理署  〈順不同〉


意見交換会終了後、「奥伊勢フィレストピア」にて交流会を予定しております(参加費2,000円)。
交流会に参加ご希望の方は、1月28日(水)までに下記の問い合わせ先に、E-mailまたはFAXで、氏名・人数・連絡先をお申し込みください。


■問い合わせ先 NPO法人 森林再生支援センター 事務局
       TEL/FAX 075-432-0026 E-mail [email protected]


案内ポスター(JPGファイル)